外壁塗装をする上で、仕事の仕上がりが大事なのは言うまでもありませんが、それと同じくらい大事なのが、外壁塗装工事をしたあとの、アフターフォロー、つまり、外壁塗装工事に対する保証内容です。通常家に関わる工事は、業者が責任を持つことになっています。例えば家の新築工事の場合は、アフターサービス基準と言って工事に対する保証制度がありますし、リフォーム工事についても保証制度があります。業者としても工事をしっかりやっていると思いますが、あとで瑕疵が見つかったということは十分ありえることです。外壁工事も同様で、費用的には新築工事やリフォーム費用から比べると費用は高くありませんが、それでも数十万円前後はかかりますので、業者としても保証するべきですし、現実的にも外壁工事に対して責任を負うことになっています。そこで、実際の外壁塗装の保証はどういう内容であるのか、ご説明したいと思います。

外壁塗装の保証の種類

外壁塗装工事の保証に関しては2種類あり、一つは自社保証。もう一つは、団体や組合による第三者保証です。
自社保証とは、外壁塗装業者が自社で保証するものです。ただ、こちらの保証に関しては業者によってまちまちで、定期的に外壁の様子をチェックして外壁のさらなる補修が必要かどうかしっかりアフターフォローをしてくれる業者がいる一方で、「自社保証」とは表面的なもので、実際には保証内容がほとんどないような「保証」をしている会社もあります。このように自社保証の場合は、しっかり保証してくれる業者だけではなく、そういうことをしてくれない業者もいるので、自社保証をする場合には、具体的にどういうことをしてくれるのかということを確認しておきましょう。

団体・組合による第三者保証とは、外壁塗装業者が所属している団体や組合の保証制度です。経済基盤の弱い外壁塗装業者の場合、経済状況が悪化したりすると、倒産の可能性があり、その場合、その業者に外壁塗装をしてもらったけれども、瑕疵があったというときには倒産していたということになると、発注者は困ってしまいますよね。大切な家を守るものが実は家を工事の失敗で家をだめにしてしまうということになり、しかも、その業者が倒産してしまったので、どういう責任を求めればいいのかということになります。団体・組合による第三者保証は、そういう発注者を救済する制度で、万が一業者が倒産をしたとしてもその業者が加盟していた団体や組合の保証を受けることができるので、消費者にとって安全な制度です。団体・組合による第三者保証は、外壁塗装業者の施工内容を第三者機関がきちんとチェックした上で保証書を発行しますので、一定の品質の施工を受けられることにもなり、信頼できる保証です。実際にどのような団体・組合による第三者保証があるのかというと、
・建築産業専門団体連合会の「長期性能保証制度」
・マスチック事業協同組合連合会の「長期性能保証」
・日本塗装工業会の「ペインテナンス」
があります。

保証の範囲について

外壁塗装の保証で大事なのは、保証の範囲です。つまり、外壁塗装のどういう部分を保証してくれるのか、塗装のどのような状態について保証してくれるのか、保証期間はどのくらいなのか、の3点です。もう少し具体的にはどうなのかというと、
・保証する部分:外壁部分、木部、鉄部
・塗装の状態の保証:塗膜の剥がれ
・保証期間:1年、5年、10年、15年、20年
です。なお、保証の対象外となることもあり、
・自然災害や不可抗力による不具合の発生
・家の所有者による不適切な使い方による不具合
・増築など外壁塗装業者以外の工事による不具合
・建物の構造上の欠陥による不具合
などでは、保証の対象外になります。